安全航行10則
★お出かけ前に必ずチェック★
1.航海計画をたて、家族に知らせておこう !

・行動予定海域の地形、潮流、水深、危険個所などを
海図等で十分調査しましょう。
・無理のない計画をたて、
できるだけ単独航海は避けましょう。
・誰とどこまで行き、何時に帰るかなど、
その日の行動予定を家族やマリーナに知らせておきましょう。
・ヨット・モーターボート用参考図などの
水路参考図誌を準備しましょう。
・携帯電話等緊急時の連絡手段を確保しましょう。
携帯電話には防水措置をするとともに、充電を忘れずに!
2.天気予報を必ず聞こう!

・テレビ、ラジオ、電話(ダイヤル177番)で、
最新の天気予報を確認しましょう。
・注意報、警報が出ているときや、
天候の悪化が予想される場合は、出向を中止しましょう。
・沖で気象、海象が悪くなるおそれがある時は早めに避難しましょう。
・観天望気に心掛けましょう。
<気象情報>
★NHKラジオ: 09:10~09:30/16:00~16:20/ 22:00~22:00
★時報:177
※早めの中止、早めの避難!
3.法定書類、法定備品を確認しよう!

・海技免状、船舶検査証書、船舶検査手帳などの
法定書類を確認しましょう。
海技免状を船内においてないと(10万円以下の過料)、
検査証書、検査手帳を船内につんでいないと(20万円以下の罰金)
検査済票を表示してないと(20万円以下の罰金)
・救命浮環、救命胴衣、消火器などの法定備品を確認し、
いつでも使えるようにしておきましょう。
4.船体、機関を点検しよう!

・船体、機関の異常の有無、燃料、ビルジ量を
確実に点検しましょう。
・機関の試運転は十分に行いましょう。
・漂泊中や錨泊中においては、
バッテリーの過放電に注意しましょう。
※日頃の整備と発航前の点検を忘れずに!
5.最大とう載人員を厳守しよう!

・船舶検査証書に記載された最大とう載人員は厳守しましょう。
・定員オーバーは、船体が不安定になり、転覆の危険が増大します。
また、荷物の過載にも注意しましょう。
定員オーバーは(1年以下の微役又は50万円以下の罰金)
※定員守って転覆防止!
6.救命胴衣を着用しよう!

・乗船者は全員救命胴衣を着用しましょう。
いざという時にあなたの命を守ります。
※海に出たなら救命胴衣!
※シートベルト同様に着用しましょう。
7.見張りを励行しよう!

・航行中は勿論のこと、漂泊中や錨泊中においても、
周囲に対する見張りを励行しよう。
(漂泊や錨泊中の船舶に航行中の
船舶が衝突するケースが増えています。
行動不明の接近船がある場合、早期避航に努めましょう。
場合によってはアンカーロープの切断も必要です)
※見張りと早期航行を励行しよう!
8.海上交通ルールを守ろう!

・海上衝突予防法、海上交通安全法、港則法などの
海上交通ルールを守りましょう。
・工事、作業が行われている区域に入らないようにしましょう。
・航路内や狭水道で錨泊や漂泊をしないようにしましょう。
・浮標や灯浮標に係留しないようにしましょう。
※衝突を避けるための針路または速力の変更は、
十分に余裕のある時期にためらわず、
その変更を他の船舶が容易に認めることができるよう、
できる限り大幅に行わなければなりません。
9.漁船の操業を妨げたり、人に迷惑をかけないようにしよう!

・操業中の漁船の近くを高速で走ったり、
漁船の定置網に近づいたりしないようにしましょう。
・海水浴場には近づかないようにしましょう。
・航走波で人に迷惑をかけないようにしましょう。
※思いやりを忘れずに!
10.マナーを守ろう!

・海はみんなのものです。
ゴミや空カンなどは海に捨てないで持ち帰りましょう。
・廃油等は絶対に海に流さないようにしましょう。
・海岸の近くや、港内で
みだりに大きなエンジン音をたてないようにしましょう。
※ひとりひとりの心がけ!
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